値動きの軽い銘柄の日替わり物色【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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値動きの軽い銘柄の日替わり物色【記者の視点】

 この日は先週末のニューヨーク市場の流れを受けて日経平均は4月30日のザラ場高値2万365円89銭を抜けて終始堅調な動きとなった。欧米での経済活動再開へ向けた動きや、この日は1月25日から閉鎖されていた上海ディズニーランドが約3か月半ぶりに営業を再開するなど中国も経済活動再開を世界にPRしていることが心理的な安心感になった。これに加えて、国内では安倍晋三首相が衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染状況が「収束への道を着実に進むことができている」としたうえで、ワクチンの国内での開発に関し「東大、大阪大、国立感染症研究所などで開発が進められていて、早ければ7月には治験が開始できる見込みだ」と表明したことが買い材料になった。感染拡大については第2波への懸念が高く、首相を通じて改めとてワクチン開発進展が名言されたことが買い材料になった。 個別ではソニーやトヨタなど主力銘柄の買い戻し活発化したが、多くの銘柄で今期予想の動向が不透明ななかで、どこまで上値を追うかは判断が難しい。一方、中小型はアンジェスが続落する一方で、他の材料系が値を飛ばした。引き続き値動きの軽い銘柄の日替わり物色となろう。




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