反落し2万3000円割れ
20日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は229円安でフシ目の2万3000円を割り込んでいます。FOMCの議事要旨を受けて米国株が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。為替が106円10銭台と円安に振れてることで下げ渋る場面はありましたが、東証1部売買代金は1兆7700億円と薄商いで買いが手控えられるなか、時間外の米株価指数先物安やアジア株安が重しになり、下げ幅を広げています。
中小型株も伸び悩む
米エヌビディアが時間外で弱い値動きとなり、ハーウェイ制裁強化の影響も警戒されたことから、半導体や電子部品などのハイテク株が売られ、マザーズ指数は6日ぶり反落するなど、中小型株も伸び悩む銘柄が目立ちました。資金の回転が効いていることから、値を崩す状況にはありませんが、あすは週末要因で利益確定の流れが強まることに注意しておきたいところです。
コマースワンが連続S高
IPOのニューラルポケット(4056)が好スタートを切ったことから、推奨銘柄では直近IPOに大きな動きが出ており、コマースワン(4496)が前日に続いてストップ高、フィーチャ(4052)も後場に入って一時ストップ高に買われ、Speee(4499)も上げ幅を広げました。このほか、マクアケ(4479)は大幅高で約1カ月ぶりに最高値更新、HENNGE(4475)やフリー(4478)も堅調です。
コメント