薄商いも引けにかけ強含む
2日の東京市場は反発しました。日経平均は109円高です。景気回復への期待感から前日の米国株市場で主要指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。東証1部の売買代金はが1兆8785億円と薄商いが続くなか、朝高のあと上げ幅を縮めていましたが、大引けにかけ強含んでいます。自民次期総裁に菅官房長官が有力視され、安倍政権の政策が引き継がれるとの見方が安心感を誘いました。
中小型成長株物色盛り上がる
全般底堅さが意識されたことで、マザーズ指数が2年4カ月ぶり、ジャスダック半年ぶり高値をつけるなど、ニューノーマルに位置付けられる成長株を中心に中小型株物色が盛り上がりました。これまで何度かバリューシフトの兆候がありましたが、結局グロースへ物色の主体が戻っており、今後も利益確定売りを交えながら、上値追いが続きそうです。グロースに対する出遅れ感からバリューが買われる循環物色がこのところの相場のパターンということでしょう。
ラクス、カプコンが最高値
推奨銘柄では1対2株式分割を発表したラクス(3923)やカプコン(9697)が大幅高で最高値更新、BASE(4477)やカオナビ(4435)、エーアイ(4388)も値を飛ばしました。ここからは今後の利益成長性にポイントを置いて銘柄を絞り込んでいきたい考えで、EduLab(4427)やドラフト(5070)などの利益を確定する一方、レノバ(9519)、MacbeeP(7095)に追撃買い、HENNGE(4475)やフリー(4478)などを買い直しています
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