加地テック【活躍期待銘柄】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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水素圧縮機で飛躍

加地テック(6391)の株価は昨年12月22日の安値3625円を底に出直る動きとなり、出来高を交えて4700円台に乗せてきた。次世代エネルギーの有力候補である水素で需要な役割を担っており、6000円突破を期待したい。

カーボンニュートラルに向けて受注拡大

石化などプラント向けの特殊ガス圧縮機を手掛けており、燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサでは豊富な実績を誇る。NEDOの助成金事業では水の電気分解から水素を製造する大規模P2Gシステムが採択、水素圧縮装置で同社は需要な役割を担う。これに加えて住友化学が千葉工場で計画する、プラスチックごみ・一般ごみ由来のエタノールを原料とするエチレン試験製造設備内の粗エチレン圧縮機を受注・納入しており、カーボンニュートラルに向けての受注拡大が注目される。

(と)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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