「スーパードライ」刷新効果で今期も２桁増益
アサヒグループホールディングス（２５０２）の株価は３月９日の安値３９１８円を底に４４００円台まで戻した後に長らく揉み合いが続いていたが、２１日に５０日線を突破し、上値を伺う動きになってきた。
国内種類についてはこの数年は新型コロナによる自粛の動きから業務用が低迷していたが、経済活動正常化とともに回復、今２３年１２月期は連結営業利益で前期の２１１９億円（前の期比５６．８％増）の大幅増益に続き２４００億円（前期比１０．１％増）と二桁増益を計画、好実態見直しから２月１７日に付けた高値５２２８円を目指す動きに期待したい。原材料とエネルギーコスト高は懸念材料ながら「アサヒスーパードライ」の刷新効果や新たに発売した「黒生」の通年寄与が期待される。
（と）
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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