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原発品質管理で最高評価、PER6倍でPBR0.6倍台
高田工業所(1966)が原発関連株物色の流れに乗り、上値志向を鮮明にしてきた。
鉄鋼、化学など産業設備を手掛けるプラント建設会社で、原発設備ではステンレスライニングや大型貯槽、配管などの建設を手掛け、なかでも使用済燃料を貯蔵するステンレスのプールは設計から現地工事までを一貫して実施、原子力発電プラントの品質管理で最高評価を得ている。足もとの業績も好調で、脱炭素関連設備など環境対応投資や定修、老朽化設備の更新需要も取り込み、23年3月期1Qは連結営業利益8億2900万円(同4.7倍)で着地した。通期計画の20億3000万円(前期比69.2%増)に対する進捗率は41%に達し、上振れが期待できる状況。
PER6倍、PBR0・6倍台の低水準で、20年1月高値1457円奪回から一段高へ。(さ)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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