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郵政との提携で成長加速へ
農業総合研究所(3541)は分割を考慮した最高値3820円奪回へ態勢を整えた。
農家と都市部のスーパーなどを直接結ぶ「農家の直売所事業」で急成長する農産物流通ベンチャーで、原則集荷翌日に小売店内の直売所コーナーで委託販売するスピーディーなデリバリーが特徴。登録生産者と業務委託先を拡大することにより、年率40%ペースの売り上げ成長を続け、19年8月期も連結売上高32億円(前期比38・5%増)、物流網拡大・再構築、IT化、人材採用など先行投資負担増を吸収して経常損益6000万円の黒字(前期4700万円の赤字)転換を見込む。
先行投資負担吸収し黒字化
日本郵政グループと資本提携、全国約2万4000局の郵便局ネットワークを活用して事業を拡張する方針で、さらに売り上げ成長が加速、本格的な収益拡大が始まる。(さ)
by 株価チャート「ストチャ」