目次
来期増益転換に期待
エフ・シー・シー(7296)の株価は11月6日に年初来高値2562円を付けた後に50日線である2200円近辺まで調整していたが、目先的な売り一巡から上昇基調に転じてきた。貸借倍率0.30倍と需給も良好で業績回復期待とともに高値奪回を期待したい。
ホンダ以外の拡販貢献
今20年3月期はインドや日本の二輪車用クラッチの販売が減少しいることから通期連結営業利益では当初計画の160億円から135億円(前期比14.8%減)へ下方修正しているが、米国ではフォードやGM向けの四輪車用クラッチの販売が増加。ホンダ系が50割を占めるものの、トヨタなど他メーカーへの拡販も進むことから来期は増益転換が期待される。能力増資投資も一巡し、GMの10速AT向けの拡大も今後期待されそうだ。
by 株価チャート「ストチャ」
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
コメント