アステラス製薬<4503>が朝安後に下げ渋る動き。同社は11日の取引終了後、Seagen社と共同で開発を進めている抗体-薬物複合体(Antibody-Drug Conjugate:ADC)エンホルツマブ ベドチンについて、治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がんの治療薬として、日本で製造販売承認申請を行ったと発表したことが材料視された。日本では毎年推定2万4000人以上が尿路上皮がんと診断されているが、化学療法や免疫療法を実施してもがんが進行してしまう患者に対して、現在、承認された治療薬はない。承認された場合、エンホルツマブベドチンは、治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がんの患者に対する日本初のADCとして、新たな治療手段となることが期待される。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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