信越化学工業<4063>が下げ渋っている。前日取引終了後に発表した22年3月期第1四半期の連結決算は、営業利益1288億1800万円(前年同期比41.7%増)と大幅増益で着地、非開示だった通期は4850億円(前期比23.7%増)を見込み、第2四半期末、期末を合わせた年間配当を300円(前期250円)に引き上げた。塩ビが世界的な需要の伸びに支えられ製品価格も上昇、半導体シリコンやフォトレジスト、マスクブランクスなども高水準の出荷が続いている。通期計画はほぼコンセンサス通りでやや売り優勢ながら下値では買いが入っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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