タキロンシーアイ(4215)の22年3月期第2四半期累計の連結決算は、売上高704億1700万円(前年同期比9.7%増)、営業利益47億9200万円(同30.4%増)、最終利益34億8000万円(同比66.8%増)と増収大幅増益で着地した。
住設建材は新設住宅着工回復と原材料と物流費の高騰による製品値上げ前の駆け込み需要に加え、コロナ禍で延期されていた物件の受注が増加。高機能材が半導体装置向けプレート、エンプラ材や半導体パッケージ基板用部材向けナノ材料が伸び収益を牽引した。
通期は原油価格高騰の影響を織り込み慎重に見積もっており、売上高1400億円(前期比4.1%増)、営業利益80億円(同6.0%減)、最終利益55億円(同3.1%増)と従来予想を据え置いた。
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