川崎汽船<9107>が大幅反発。日本経済新聞電子版が「明珍幸一社長は2023年3月期に株主還元の拡大を視野に入れていると明らかにした」と報じたことが買い手掛かりになった。年間配当で前期比横ばい(株式分割を考慮)の600円、最大で1000億円の自社株買いを公表済みで、追加還元は「下期業績と営業キャッシュフローを見極めて検討する」という。需要拡大が見込まれる液化天然ガス(LNG)輸送船を25年までに6割増やす考えも示し、株主還元と成長投資を両立するとしており、一段の業績拡大に伴い追加還元への期待が高まった。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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