ステムセル研究所の第3四半期は20%増収55%営業増益、さい帯保管3倍の2万検体制を確保

 ステムセル研究所(7096)の23年3月期第3四半期累計の単体決算は、売上高15億7900万円(前年同期比19.9%増)、営業利益2億6100万円(同55.4%増)、最終利益1億7200万円(同76.5%増)と大幅増収増益で着地した。横浜細胞処理センターの体制強化が順調に進み、従来の約3倍となる中期目標の年間約2万検体の処理能力をすでに確保、さい帯(へその緒)保管サービスの拡大が続き、過去最高の売上高を計上した。デジタルとリアルマーケティングの相乗効果で収益性も向上している。
 通期は売上高21億4000万円(前期比20.1%増)、営業利益3億4100万円(同50.4%増)、最終利益2億1500万円(同60.8%増)と従来予想を据え置いた。

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