中村超硬(6166)が高い。27日引け後、持分法適用関連会社の中超住江デバイス・テクノロジー(NSDT)を連結子会社化すると発表したことが買い手がかりになった。NSDTはシリコンウエハの加工販売で同社の仕入先でもあり、13年7月に住江織物(3501)と合弁事業契約を締結、49.9%を出資して合弁事業を行ってきた。ただ、今後の事業展開を考慮した結果、連結子会社化することいにした。住江織物が保有するNSDT株式のうち1万9248株を取得、同社が保有するNSDT株式数は4万3200株をなり、持株比率は90%となる。連結業績に与える影響は現在精査中で、変更事項が生じた場合には、速やかに開示するとしている。
証券市場新聞