グルメ杵屋の第3四半期は損益急改善、レストラン黒字浮上し通期計画上回る

 グルメ杵屋(9850)の24年3月期第3四半期累計の連結決算は、売上高281億4900万円(前年同期比23.7%増)、営業利益5億8800万円(前年同期1100万円)、最終利益10億5600万円の赤字(同5億200万円の赤字)と大幅増損益が急改善した。レストランは利益が見込める新規出店に投資を集中したことで2割増収で黒字浮上、機内食は大幅増収ながら回復に向けたコスト負担で赤字が拡大したが、業務用冷凍食品は冷凍弁当の製造が大幅に増加した。
 通期は売上高364億6600万円(前期比22.0%増)、営業利益2800万円(前期3億8600万円の赤字)、最終利益4億2200万円(同11億5000万円の赤字)と前回予想を据え置いたが、利益は3Qで通期計画を上回っている。

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