S FOODSが高値、生産拠点安定化効果で第3四半期は大幅増益

企業|企業速報 証券市場新聞

S FOODS(2292)が急伸、3000円台に乗せるとともに昨年来高値を更新した。12日大引け後に発表した17年2月期の第3四半期累計(2016年3月~11月)の連結決算で売上高は2072億7000万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は75億5200万円(同27.1%増)、純利益は45億5500万円(同39.0%増)と大幅な増益を達成したことが材料視された。食肉等の製造・卸売事業では、北海道の日高食肉センターや米国子会社など食肉生産拠点の経営安定化に注力。これらの拠点で生産される食肉ブランドの販売強化に取り組んでいる。
通期業績は売上高3000億円(前期比23.7%増)、営業利益96億円(同13.9%増)、純利益54億円(同6.2%増)の予想を変えていない。

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