上場後4回目の株主総会|ダイレクトマーケティングミックス

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小林祐樹社長は手際よい議事進行

ダイレクトマーケティングミックス(7354)が3月22日にANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区)で第7期定時株主総会を開催した。
2020年10月に東証1部市場(現・プライム市場)に上場してから今年は4回目の株主総会となった。招集通知はフルカラーで見やすくなる工夫がなされているうえ、議長を務める小林祐樹社長も通る声で議事を進めるなど、全体として聞き取りやすく、手際よい議事進行が目を引いた。また、シナリオを読む際には時折下を向いて目を通す程度で終始、株主席を見て報告、わかりやすい説明を行っており、入念な準備を垣間見ることができた。他方、質問を受ける際には再三にわたり質問を促すなど、株主総会が株主との対話の場であることを十分意識しているように感じた。株主からは将来におけるグランドデザインについてなどの質問がでたが、分かりやすい説明が印象に残った。
今後の戦略については新規事業戦略としてM&Aの推進等により新たな事業領域への進出を図り、ビジネスチャンスを切り開いていくとし、これに対応すべくDXの活用や優秀な人材の育成・確保により、顧客ニーズに対応した需要拡大を図る。DXの推進を図るべく、成長ドライバーであるコンタクトセンターではAI(人工知能)を活用した最適なシステム導入で適切かつ迅速な対応を実現し、顧客満足度の向上を図る考えだ。

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