Ⅹマスから年末モードへ【記者の視点】

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NYダウ10日続落安は特殊要因

12月第3週の東京市場は18日にニューヨーク市場でダウが1123ドル超の大幅安となるとなると19日の東京市場も日経平均で一時、3万8300円台まで急落し、日銀金融政策決定会合での現状維持を確認すると急速戻す動きになった。
ダウは18日時点では1974年以来50年ぶりの10日続落安となったが、これはダウ構成銘柄であるユナイテッドヘルスケアのブライアン・トンプソンCEOがニューヨーク市マンハッタンで射殺され、それを嫌気してユナイテッドヘルスケア株が連日急落していた影響が大きく、その影響を差し引けば「50年ぶり」という表現は適切ではないかも知れない。

追加利上げは来年1月も回避?

FOMCで来年の利上げ想定が当初の年4回から年2回へ修正されたことが18日の急落のキッカケとはなっているがクリスマス休暇前の手仕舞い売りも多分に含まれていることも考慮すれば、ユナイテッドヘルスケア株が落ち着けばトランプ政権が発足する年初には落ち着きを取り戻す動きになると見ている。
一方、日銀は事前予想通りの現状維持で、植田総裁は来年の春闘での賃金動向を点検していくとしていた。追加利上げは来年1月も回避される可能性があり、その場合は円安対策としての為替介入も論議になりそうだ。
日米の金融イベントが通過し、欧米はクリスマス休暇、国内は年末年始モードで市場参会者は徐々に減るだろう。

NY市場は週末大幅高

週末20日のニューヨーク市場は1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回ったことに加えて、シカゴ連銀のグールズビー総裁が、「経済指標が堅調さを示したことは、(インフレ鈍化の)路線変更というよりは、一時的なものだった」とし、今後、政策金利が切り下がる余地があるとの見方を示したことを受けて、ダウで498.02ドル高と大幅に続伸、ナスダックも4日ぶりに反発して引けている。ナイトセッションの225先物も一時、3万8300円台までの急落から戻し3万8880円で引けており、週明け23日の東京市場は反発スタートが予想される。
今週は指数よりは個別部色の色彩が強まろう。
個別ではアドバンテスト(6857)など半導体の動きが弱い。目先はホンダ(7267)と日産自動車(7201)の経営統合で注目された自動車あたりが注目か。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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