3連休前に利益確定売り
年明けの東京市場は7日に日経平均が昨年12月27日以来の終値での4万円乗せとなったものの、その後は9日のニューヨーク市場がカーター元大統領の国葬で休場となるなかで、週末には3日続落で3連休前に利益確定売りに押される展開になった。
SQを意識した荒い動き
週初は台湾での鴻海精密工業の好決算を受けて半導体SOX指数が急伸し、量子コンピュータへの期待からディスコ(6146)やアドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)など半導体主力が軒並み高となり、指数を大きく押し上げた。日経平均が4万円に乗せる過程で225オプションのコールの売り方の買戻しの動きから指数の上げが加速する動きは昨年からのSQ前の恒例行事として何度か見られた光景だ。
20日にトランプ大統領の就任式
週末後半にはトランプ次期大統領が関税に法的根拠を与えるための国家経済緊急事態の宣言を検討することやバイデン大統領がAI向け半導体の輸出規制を強化する報道も流れていた。20日のトランプ大統領の就任式が接近するにつれて今後も様々な発言がでてくる可能性が高いだけに目先的には様子見の動きになりそうだ。
12月雇用統計受けNY大幅下落
12月の雇用統計で非農業部門雇用者数は25万6000人増加し、市場予想の16万人増を上回ったことを受けてFRBが今年の利下げに慎重になるとの見方が強台頭。これを受けて10日のニューヨーク市場ではダウは一時、750ドル超下落しており、3連休明けの東京市場は日経平均で3万9000円割れのスタートとなりそうだ。
決算発表が相次ぐ
今週は米国で15日に12月CPIの発表を控えているうえ、2月期企業の第3四半期や8月期企業の第1四半期、5月期企業の第2四半期決算発表が相次ぐ。既に9日に発表されたファーストリテイリング(9983)は売上高の計画未達で発表後に売られる動きになっただけに慎重な対応が必要。10日には安川電機(6506)の第3四半期決算が発表されているが、これを受けてのアナリストレポートも今後発表が予定される3月期企業の第3四半期決算への思惑も高めよう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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