東芝(6502)が続騰、後場に入り上げ幅を広げた。31日付の日本経済新聞が分社を決めた半導体メモリー事業について「世界シェア2位の同事業への関心は高く、米社から2兆円の買収提案があったことが分かった」と報じたことを受け、経営再建策進展を期待した買いを集めた。
新会社株式の過半を売却し、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の法的整理に伴う巨額損失を埋めるが、半導体事業の価値が高く評価され、高値で売却できる見通しが立ったことが安堵感を呼んだ。この日の株価上昇で時価総額は1兆円を回復した。
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