クックパッド(2193)が急反発、前週末比300円高の1740円ストップ高カイ気配となっている。5日取引終了後、「取締役選任議案の一本化に関して基本的な合意に至った」と発表したことを受け、内紛終結を好感した買いが一気に流入した。
創業者で筆頭株主の佐野陽光氏が現社長を含む全取締役の交代を要求。内紛を嫌気して株価は3割を超える大幅下落となっていたが、筆頭株主と現経営陣が歩み寄ることになったことで、一転買戻しが優勢になった。
同時に発表した前2015年12月期の連結決算は売上収益147億1600万円、営業利益65億4400万円となったと発表した。決算期変更で比較はないが、実質では大幅増収増益となった。
証券市場新聞