正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

ドル安・円高一服で買い安心感

 19日午前の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は288円高です。前週末の米国株市場は高安まちまちの展開ながらドル安・円高が一服したことで買い安心感が広がり、リスクオフ巻き返しの動きが続きました。主力株を中心に幅広い銘柄が買われ、東証1部上場銘柄の95%強が値上がりする全面高商状です。

投資スタンスは2番底を意識

 ただし、主力株への買戻しはそろそろ一巡してくる頃合いで、前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1064億円に細りました。また、ドル安・円高の動きが再燃することへの警戒感もあり、VIX指数は下げ渋っています。まだ戻りを試す展開が続くとは見ていますが、投資スタンスとして2番底を意識する必要があるでしょう。

主力輸出株はいったん押し目待ち

 それでも企業業績は好調で、16日時点の日経平均のEPSは1680円(15日1675円)に上昇しており、PERはまだ13倍に乗せたばかりです。過度な下値への警戒は必要ありませんが、主力の輸出株はいったん押し目を待つとして、個別に好業績株を狙っていきたいと考えます。

Vテク持続の一方で東エレは利益確定

 ピックアップ銘柄ではVテクノロジー(7717)は新値抜け、ソニー(6758)も新値をうかがう動きで、今しばらく持続でいいでしょう。一方、東京エレクトロン(8035)な伸び悩み気味でいったん利益を確定して押し目を待ちたいと思います。中小型ではキトー(6049)が朝安あと新値を追っており追撃買い。このほか、通期上振れ期待のシグマクシス(6088)とSMN(6185)が急速に切り返しており、下値で買いのタイミングを計りたいと思います。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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