空売りを誘うための調整【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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ロビンフッダーがヘッジファンドに大損

先週の日経平均は前週比末約986円(3.4%)安と5週間ぶりの下落となった。
急上昇後の高値揉み合いが続いていたので大きな驚きはなかったが下落の要因が「ロビンフッダー」と呼ばれる個人投資家集団が空売りを仕掛けるのが得意な「シトロン」というヘッジファンドが大きく売っていゲームストッオプ株を踏み上げ差し大損させたということだ。
シトロンは損失の穴埋めのためにアップルなど優良株を売却したようだが証券会社は個人の取引を制限したため混乱が生じた。

上昇トレンドは崩れない

通常ではこのような要因でここまで世界的に相場が下落することはなかっただろうがこのところの急上昇に疑問を持っている投資家が多かったため一旦ポジションを手仕舞う材料にされたようだ。相場のバブル崩壊を警戒する向きも多いがその警戒が多いほど相場は下がらなないもの。一日の値動きが激しくなってきているが各国の金融政策が変わらない限りは上昇トレンドは崩れないと思う。当然、更なる上昇のためには「空売り」の「踏み」を利用する必要があるので今回の下落も空売りを誘うための調整と思われる。

調整は長引きそう

チャート的には12月以来の25日移動平均線(2万7892円処)割れ、一目均衡表の基準線(2万7671円処)割れまで下落したため一旦は下げ止まると思われる。ただ、5日線(2万8372円処)が下降に転じこのラインを抜けてこないようでは調整は長引きそうである。その場合は1月6日に付けた窓(27万196円40銭)を埋めに行く展開も想定できよう。

今週は落ち着き場を探す展開

今週は先週の下落を受けて落ち着き場を探す展開となりそうである。2月相場入りしSQまで2週間、ボラティテイの高い相場となりそうである。相場レンジは2万7100円から2万8400円を想定。下がったところは行使価格の遠いアウト・オブ・マネーのプットをSQ用として仕込んでいきたい。

(ハチロク)

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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