新年度で注目のセクターは?【話題のテーマと狙える銘柄】

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衆院選と五輪動向も睨む

3月29日の権利付き最終日を過ぎれば実質的に新年度相場に突入する。既に新型コロナウイルスが蔓延して1年以上が経過し、その間、国内では2度の緊急事態宣言が行われ、経済が疲弊し、巣篭り中心の生活スタイルに一変した。未だ感染状況は楽観できないが、新年度はワクチン接種が進む中で経済活動正常化へ向けた動きが進むことになり、マーケットの物色も最悪期を脱することが期待される内需に反転構成の期待が高まる。五輪や衆院選の動向からも関連銘柄を探ってみたい。

ワクチン接種で過度な不安は薄れる

新型コロナワクチン接種で日本は出遅れていたが、米ファイザー製のワクチンを1瓶で7回接種できる特殊な注射器をテルモ(4543)が開発、ファイザー製以外の認可も進むことから、新年度では過度な感染拡大への不安は薄れてくるだろう。経済活動正常化へ向けては外食チェーンの動向が注目されるが、緊急事態宣言下でも健闘していたのが換気を徹底している焼き肉店。焼肉きんぐ等を展開する物語コーポレーション(3097)やあみやき亭(2753)などは回復色を強めていく可能性が高い。

イベント開催増ならセコム

新年度前半での最大の関心は1年延期された東京オリンピックの動向。現状では外国人観光客の受け入れ禁止など不透明な部分が多いが、2年ぶりに開催されている春のセンバツ高校野球全国大会を契機にスポーツイベントを復活させる動きが進みつつある。イベント開催増ならセコム(9735)やALSOK(2331)などの警備会社、スポーツイベント復活ならミズノ(8022)やアシックス(7936)も注目されよう。

衆院選ならイムラ封筒

そして今年必ず行われるのが10月に任期満了を迎える衆院選挙。選挙が行われるならイムラ封筒(3955)やパイプドHD(3919)、ムサシ(7521)の選挙関連もマークしたい。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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