ワールドマーケット|企業速報 証券市場新聞

14日の東京株式市場は大幅反落、日経平均は前日比474円68銭(2.68%)安の1万7240円95銭で引けた。
原油安を嫌気して前日のニューヨーク市場が大幅安になり、為替が117円台へ円高に振れたことで、取引開始直後からリスク回避の売りが広がった。朝方発表された前年11月の機械受注統計が市場予想を下回り、2ケタ超の減少になったこともマインドを冷やし、主力株を中心に幅広い銘柄が売られた。
日経平均の下げ幅は一時700円を超え、心理的な節目となる1万7000円を下回り、TOPIXも一時1400ポイントを割り込んだ。上海株が下げ渋ったことから引けにかけて戻したものの、日経平均は前日の上げを帳消しにするかたちになった。
個別ではナガワやマルカキカイ、パソナ、ダイヤモンドD、小野薬などが値下がり率上位に売られ、トヨタやソニー、ファナックの輸出主力株、住商をはじめとした資源関連、三菱UFJ、野村など金融も安い。一方、アクリーティブ、VOYAGE、GMOPGが値上がり率上位に買われ、材料の出たTDKやベスト電、いちごHD、薬王堂なども高い。
原油安や世界経済の先行きに対する懸念が根強く、依然として下値模索の展開が続いているが、引けにかけ急速に戻すなど、突っ込み警戒感から買戻しの動きが活発化しており、きっかけ次第で急反発に転じるタイミングにきている。主力株の下値には実需買いが入っているとの見方もあった。

証券市場新聞

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