20日大引けの東京市場は反落、日経平均は前週末比197円17銭安の3万3388円03銭で引けた。
17日のニューヨーク市場は小幅高となったものの、ボストン地区連銀のコリンズ総裁がインフレ緩和を示す一段の証拠を確認したいと強調したことを受けて過度な利上げ打ち止め期待が後退し、手掛かり材料難に上値は重い。ただ、売り一巡後は前場に前週末比200円超高の3万3800円台まで上昇。取引時間中として、今年6月19日につけた3万3772円89銭を上回り、バブル期後の高値を更新、1990年3月以来、33年8か月ぶりの高値となる場面があったが、急速な円安から自動車株筆頭に輸出株売りに後場は下げ幅を拡げた。
個別ではWismettac、マツダ、メイコー、古野電気、円谷フィールズHD、アーレスティは値下がり率上位に売られ、トヨタ自やホンダも安い。半面、パソナグループ、ミダックHD、テラスカイ、ギフティは値上がり率上位に買われ、パナソニックHDや東京海上HDも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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