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高値更新のあと円高進行で利食い売り
本日の東京株式市場は反落しました。寄り付き後に先物主導で上昇する局面があり、日経平均は3万3853円まで買われ、6月19日のザラ場高値を更新しましたが、その後は円高基調となり1ドル148円台まで進んだことで利食い売りに押されました。
ドル円は5日線が25日線にデッドクロス
ドル円は11月13日に151円94銭までドル高・円安が進みましたが、その後、米長期金利が急低下したことで円高に転換しました。本日は一時148円68銭まで円が買われたことで、5日線が25日線にデッドクロスしました。これは7月12日以来のことですが、この時は6月30日の145.06円から137.26円まで約8円の円高進行となりました。
円高進めば輸出ハイテク株中心の押し目
ドル円の一目均衡表では雲上限が158円52銭に位置しており、ここがサポートするかどうか。ただ、転換線が基準線とデッドクロスしましたので、雲下限の145円85銭近辺まで進むかもしれません。仮に145円台まで円高が進むのであれば、株式市場でも輸出ハイテク株中心の押し目が入ることでしょう。
グロース250が二段上げ
日経平均はザラ場高値を更新しましたが、TOPIXが9月高値まで距離があり、いわゆるダイバージェンシーとなっており、目先のピークアウトを示唆します。一方でグロース250が11月8日高値を抜いて二段上げとなってきました。
小型成長株はナスダック赤三兵も支援
当面、小型成長株が物色の中心になることが考えられます。それはナスダック指数が3週連続上昇し、いわゆる赤三兵の買い線が出たことも支援材料です。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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