21日大引けの東京市場は4日ぶり反落、日経平均は前日比91円62銭安の2万0138円79銭で引けた。前日のNY株安や円安が一服したことで輸出株を中心に利益拡大売りが先行した。
個別ではタカタがストップ安、日本エンタ、エムアップ、オルトプラス、ワコム、アクセル、AOKI HD、ERI HDが値下り率上位に売られ、任天堂、東芝、三菱UFJも安い。半面、トーセ、澤藤電がストップ高、トーセ、gumi、Vコマース、石川製、SHO-BI、クボテック、フォスター電は値上がり率上位に買われ、トヨタや村田製も高い。
この日はベルギーブリュッセルでの爆破事件、北朝鮮での新たな動きなどが報じられ地政学リスクも指摘されたが、先週末からの急ピッチな上げを考慮すれば、スピード調整の領域だろう。指数が100円近く下げた場面では押し目買いが入り下げ幅を縮める場面もあったので、買い場提供との見方もある。
証券市場新聞 https://marketpress.jp/