20日大引けの東京市場は続伸、日経平均は前週末比365円64銭高の1万5965円30銭で引けた。
英国のEU残留の是非を問う国民投票で、残留派の優勢が伝えられたことで買い戻しの動きが活発化、一時1万6000円台を回復した。
個別銘柄ではVテク、gumi、保土谷、ワイエイシイ、LINK&M、M&Aキャピ、ステラケミ、FESCトクヤマ、が値上がり率上位に買われ、三菱UFJや東芝なども高い。半面、ネクシィーズがストップ安、アシックス、ヨロズも安い。
この日は為替が一時1ドル104円80銭台まで円安となったことも安心感を高める一因になった。英国の動向については極度の不安が後退したものの、23日の投票日まではポジションを一方向に傾けたくないとして様子見の投資家も多い。
証券市場新聞