21日大引けの東京市場は3日続伸、日経平均は前日比203円81銭高の1万6169円11銭で引けた。
為替が1ドル103円57銭まで円高が進んだことで、朝寄りでは安くスタートしたが、売り一巡後は為替が104円台まで円安方向になるとともに買い戻しの動きを強めた。
個別銘柄ではgumi、平和不、ブイキューブ、第一三共、タカラレーベン、アジュバン、ワイエイシイ、福島工業、M&Aキャピタルが値上がり率上位に買われ、野村や東芝も高い。半面、ネクシィーズ、日本製鋼、PCデポ、カワチ薬品、HUGは値下がり率上位に売られている。
英国の国民投票を数日後に控えているものの、EU残留を意識する動きになっている。今晩はイエレン米FRB議長の議会証言が予定されており、その発言内容が注目される。
証券市場新聞