5日大引けの東京市場は続落、日経平均で前日比76円98銭安の1万8374円00銭で引けた。
週明けのNY市場の大幅安を嫌気して朝寄りは安くスタートしたが、為替が一時1ドル119円70銭まで円安が進んだことや上海市場の反発を受けて一時はプラス展開となる場面もあったが買い戻し一巡後は再度軟調な動きになった。
個別ではヒトコム、チヨダ、日水、N・フィールド、アイスタイル、住友化学などが値上がり率上位に売られているが、さくらインターネット、アドヴァン、コア、ダイヘン、システナなどが値上がり率上位に買われている。上海市場も買い一巡後はマイナスになっており、戻りの鈍さは否めない。週末のSQの影響は限定的とみられるものの、外部環境が落ち着くまでは方向感の見えない展開が続きそうだ。
証券市場新聞