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前日の下げ帳消しにしほぼ高値引け
22日の東証市場は急反発しました。日経平均は679円高です。ワクチン普及期待やIBMの好決算を受け米国株が高く、前日までの大幅な下げの反動で買いが優勢になりました。ギャップアップして寄り付いた後も先物へのまとまった買いがショートカバーを巻き込んで上げ幅を広げ、前日の下げを帳消しにしてほぼきょうの高値で引けています。
強い基調の銘柄の切り返し目立つ
海運や鉄鋼など景気敏感株のほか、オランダ半導体製造装置大手ASMLホールディングの好決算を受け、半導体関連株が大幅高に買われるなど、強いトレンドの銘柄の切り返しが目立ちました。全般は目先底入れが意識される一方、大阪など4都府県で緊急事態宣言が発令される予定で経済正常化の遅れも警戒され、強弱感の対立から膠着感が強まりそうです。
フルヤ金が大幅高で新値追い
決算について、注目の日本電産は前期47%営業増益と上振れ手着地、今期も2ケタ増益を予想しました。また、半導体関連ではディスコが前期46%営業増益で今期も1Q42%増益を見込んでおり、まずは株価の反応を見極めたうえでスタンスを決めたいと思います。推奨銘柄ではフルヤ金<7826>が好決算発表のあとも水準を切り上げ大幅高で新値追いとなりました。きょうはアドテスト<6857>を買い直し、直近IPOのなかからスパイダP<4192>とオキサイド<6521>に追撃買い、また、近鉄エクス<9375>にナンピンを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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