様子見に3日ぶり反落
16日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は150円安です。前日の米株市場で主要3指数が揃って値下りした流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。朝安のあとは下げ渋る場面はありましたが、FOMCの結果を待ちで様子見ムードが強いなか、利益確定や持ち高調整の売りに押されています。
イベント通過後の株高期待
もっとも、下値を売り込む動きはなく、個別に中小型株に買われる銘柄が多かったことで、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1213と値下がりを上回りました。現状、インフレ懸念は後退しており、FOMCについては大きな変化はないとの見方が大勢で、イベント通過後の株高が期待されています。ただ、テーパリングについての見解やドットチャート見直しによる米長期金利の変動には注意が必要のようです。
トレックスセミが大幅高で新値
推奨銘柄ではレーザーテック<6920>やアドテスト<6857>など半導体関連の中心銘柄は上げ一服になりましたが、栗田工<6370>が最高値、トレックスセミ<6616>も大幅高で年初来高値を更新するなど、半導体関連、周辺の中小型株が堅調でした。引き続き個別に値動きを見極めながら買いのタイミングを計っており、オキサイド<6521>とシキノハイ<6614>に追撃買い、レノバ<9519>にはナンピンを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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