米株安やコロナ感染拡大でリスク回避
週明け19日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は350円安です。前週末の米株市場で主要指数が揃って下落、世界各地で新型コロナデルタ株の感染が拡大していることから、リスク回避の売りが広がりました。国内でも昨日までの新規感染者が5日連続して1000人を超え、経済活動正常化の遅れと企業業績への影響が警戒されています。
中小型株も利益確定売りに押される
ギャップダウンして寄り付いた後いったん下げ渋りましたが、米株価指数先物やアジア株安が重しになり、一時下げ幅は500円を超えました。東証1部の値下がり銘柄数は1912と9割近くを占めるほぼ全面安商状で、前週まで人気を集めていた中小型株にも利益確定売りに押される銘柄が目立っています。
全般値動き見極め慎重に対応
日経平均は200日線を割り込み、4連休控えで積極的な買いが入りづらい一方、短期的な突っ込み警戒感も意識されるなど強弱感が対立するところです。推奨銘柄については決算発表を前に絞り込みをかけており、きょうは逆行高のイボキン<5699>とステムセル研<7096>、大引けにかけ下げ幅を縮めたシキノハイテク<6614>に買いを入れました。あすも全般値動きを見極めながら慎重に対応する考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント