踏み上げ続き大幅続伸
1日の東京市場は大幅に3日続伸しました。日経平均は361円高です。前日に月末安アノマリーを覆し、上値の壁になっていた2万8000円を突破したことで踏み上げが続きました。4~6月期の法人企業統計が5.3%増と市場予想を上回り、景気回復への期待感が広がる一方、菅首相は否定したものの、衆院解散・総選挙と経済対策への期待が買い気を誘い、きょうの高値圏で取引を終えています。
出遅れセクターに買い広がる
先行して上昇していた海運や鉄鋼は利益確定売りに伸び悩みましたが、パルプ・紙や証券商品先物など出遅れセクターに買いが広がり、東証1部騰落銘柄数は値上がりが1548と7割強を占め、33業種中30業種が上昇、売買代金も概算で2兆7721億円と高水準を維持しました。大型株中心の展開で朝方反落していたマザーズ指数も後場持ち直しており、中小型株も底堅く推移しています。
HOYAが連日の最高値
推奨銘柄ではHOYA<7741>が連日の最高値、ダイセキ<9793>や味の素<2802>も新値を取り、村田製作<6981>は一段高で、出遅れていたブレインズテク<4075>も急反発に転じました。全般水準訂正が進んだことから、きょうは25日線レベルで値を固め、一段高を志向する銘柄に狙いを定めており、シキノハイテク<6614>とオキサイド<6521>いに追撃買いを入れ、アイドマHD<7373>を買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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