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下値の買い意欲強く続伸
2日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は92円高です。前日までの連騰の余勢をかって主力株を中心に買いが先行しましたが、朝方に170円超に上昇したあとは利益確定売りに伸び悩み、一時下げに転じる場面もありました。ただ、下値では買い意欲が強く、経済対策への期待などから後場は持ち直す底堅い動きです。
半導体関連や出遅れ株買われる
大型増資が嫌気されたJR西日本が値を崩し、JR各社や電鉄株全般への売りが広がったことで、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1197と値上りの896を上回りましたが、米ハイテク株高を受けた半導体関連や出遅れ株が買われ、TOPIXも後場プラスに浮上しました。あすは米雇用統計発表を控えた週末で様子見ムードが強まりそうですが、リバウンド基調は続きそうです。
ダイセキが連日の最高値
推奨銘柄ではダイセキ<9793>が連日の実質最高値、味の素<2802>も新値を取り、村田製作<6981>も堅調で、前日に買いを入れたシキノハイテク<6614>やアイドマHD<7373>も大幅高に買われました。前場は高値保ち合い上放れの兆しを見せてきた理想科学<6413>に打診買い、後場は日足陽転のあとも順調に下値を切り上げているステムセル研<7096>に追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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