一旦落ち着きを待つ【正直じいさんの株で大判小判】

続伸し３１年ぶり高値水準

１４日の東京市場は３日続伸し、年初来高値を上回り約３１年ぶりの高値水準に浮上しました。日経平均は２２２円高で一時３５０円近くに上げ幅を広げています。海外市場に対する出遅れを意識した買いが優勢で、前日の米株市場でダウが反発、時間外の米株指数先物も高く、次期政権への政策期待やワクチン接種の進展と新規感染者数の減少が引き続き支えになりました。

短期的な過熱感は否めず

買い一巡後は急ピッチの上昇に対する警戒感から伸び悩みましたが、先高観は強く大引けにかけ強含んでいます。ただ、東証１部市場の騰落レシオ１５０％近く時上昇、日経平均は２５日線を７％以上上方カイ離するなど、短期的な過熱感は否めません。海外から中長期資金が流入しているようで、下値は買い直され押し目なしの状況ですが、適度なスピード調整が欲しいところです。

スマレジは１Ｑ６７％営業増益

推奨銘柄ではＨＯＹＡ<7741>が連日の最高値、村田製作<6981>やダイセキ<9793>も堅調に推移しました。ただ、きょうは全般過熱感が意識され、一旦落ち着きを待ちたいと考え、売り買いともに見送りました。引き続き出遅れの中小型好業績株で値幅を狙う方針ですが、きょう引け後に候補銘柄にあげているスマレジ<4431>が１Ｑ６７％営業増益の好決算を発表しました。あすの株価の反応を見極めたうえで売り、買いの判断をしたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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