前日急伸の反動も下げ渋る
27日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は7円安です。前日に先物主導で500円高と急伸した反動で利益確定売りが先行しました。米株市場ではダウとS&P500が連続して最高値を更新しましたが小幅高にとどまり、衆院選で自民苦戦が予想されることからポジション調整売りが上値を抑えたようです。もっとも、好決算銘柄の一角が高く指数寄与度の高い値がさ株が買い戻されたことで、後場は一過して下げ渋りました。
好決算銘柄の買場探る
決算については通期予想を下方修正したキヤノンや上方修正ながらコンセンサスの範囲内だった日本電産が下落する一方、通期上方修正の新光電工や日東電工などが上昇しました。事前の期待が大きかった銘柄が出尽し感から売られ、サプライズを伴う好決算銘柄はマドを空けて急伸しており、目先は手を出しづらい状況で、好決算銘柄の買場をじっくり探りたい考えです。
MacbeePを利益確定
きょうは推奨銘柄もほとんどが上げ一服となりましたが、前日に続いて大幅高で最高値を更新してきたMacbeeP<7095>を利益を確定し、併せて、高値保ち合いを下放れたダイセキS<1712>の損失を確定しました。週末にかけ主要企業の2Q決算発表が本格化してきますので、ポジションを軽くしてチャンスに備えたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント