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急反落し一時昨年来安値割る
週末3日午前の東京市場は急反落、日経平均は556円安です。前日の欧米株安の流れを引き継ぎ売り先行で始まったあと、ロシア軍の砲撃によりウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所で火災が発生したと伝わったことから大きく下げ幅を広げました。一時800円を超す下落となり、2月24日に付けた昨年来安値をわずかながらも割り込んでいます。売り一巡後は下げ渋りましたが、週末要因もあって模様眺めムードが強く、前引けにかけ2万6000円絡みでもみ合いました。
きょうは売り買いとも見送る
ただ、各国の防衛予算引上げを受け三菱重工など防衛関連が買われ、放射能対策関連やNTTなどディフェンシブ銘柄の一角も高く、東証1部の約2割の銘柄が上昇しており、資源関連の下げも軽微にとどまっています。休日中に何が起こるかわかりませんので、きょうは売り買いとも見送るつもりですが、下げ渋りから出直ってくる強い銘柄とチェックしておきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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