過熱感意識も3週続伸と強い動き
前週の東京市場は3週続伸しました。日経平均は前週末比292円高です。年初来高値圏で騰落レシオなど指標からも過熱感が意識されるなか、予想以上に強い動きでした。週初24日と25日は決算発表が少なく小動きながら底堅く推移、ファースト・リパブリック・バンクの大量預金流出を受け米金融不安が再燃したことで、26日は200円超下げましたが、27日は下落スタートも25日線にタッチすることなく切り返し、週末は米国株高と日銀会合の結果も支援になり、400円に迫る上昇です。
好決算銘柄チェックして買い場待つ
2万8500~9000円は過去1年以上続いてきたボックス相場の上限ですが、チャートの形状が良化し売買代金も増加しており、上値の壁ブレイクの可能性が出てきたのではないでしょうか。週明けは2日間しか立ち合いがないうえ、連休中にFOMCや米雇用統計、ECB理事会など重要イベントが多く、様子見に小動きにとどまりそうですが、下値は堅いと考えています。推奨銘柄についてはほとんど損益を確定して好決算銘柄の買い場を待っており、引続き決算内容と株価の反応をチェックして候補銘柄をピックアップしていく方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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