高値波乱も大幅に9週続伸
前週の東京市場は9週続伸しました。日経平均は前の週から740円上昇しています。NYダウの今年最大の上昇を受け、週明け5日は700円近い大幅高で3万2000円を突破、6日も米株安を受けて売り先行も切り返して3万2500円台乗せ、7日、8日はSQを前にした需給要因から相場をけん引してきた半導体関連など主力株が崩れ、2日間で1300円近い急落になりましたが、週末は623高と急反発しました。高値波乱ながら前半の上昇幅が大きく、週間でも大幅高になりました。
新興グロース修正高のタイミング
メジャーSQを大幅高で通過したことから、需給環境の良さが再確認され、週明けも堅調な展開が続くでしょう。FOMCの結果が判明する15日までは様子見ムードが強まりそうですが、6月は利上げ見送りが大半の予想です。出遅れ修正に向いつつあった新興グロース株については週中の地合い悪化に水を差されましたが、夏のIPOシーズンを迎え米長期金利も低下しており、本格的な修正高のタイミングが来たと考えています。昨年来IPO銘柄を中心に値幅を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
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提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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