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高値警戒感から続落
週末16日午前の東京市場は続落、日経平均は179円安です。5月小売売上高が予想を上回ったことを受けて前日の米国株市場でダウが大幅に反発しましたが、高値警戒感から主力株への利益確定売りが上値を抑えました。総選挙による株高の思惑が剥落し、日銀会合の結果発表と植田総裁会見を控えていることが買いを手控えさせています。
ニーズウェルが大幅高で実質最高値
もっとも、下値では買いが入り底堅さは意識されており、主力株は上げ一服となる一方、出遅れている中小型株や新興グロース株に資金が向かい、グロースコア指数は4.5%、マザーズ指数は3.2%を超える大幅な上昇になりました。推奨銘柄では3.8%の自社株買いを発表したニーズウェル<3992>が大幅高で実質最高値を更新したほか、急反発に転じる銘柄が目立っており、前場は東名<4439>とeWeLL<5038>に追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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