利食い急ぎに大幅反落
2日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は768円安です。前日の米国株市場でダウは続伸したものの、長期金利上昇を受けてハイテク株が売られナスダック指数が反落したことから、目先の利食い急ぎの動きが加速しました。フィッチ・レーティングが米国債の格下げしたことで、先物に売り仕掛けが入るなか、国内長期金利も上昇したことが重しになり、一時下げ幅を850円近くに広げています。プライム市場の値下がり銘柄数は1503と8割以上を占めるリスク回避ムードの強い展開でした。
田中化研とマクニカHDに打診買い
ただ、ファーストリテやソフトバンクGなど指数採用の値嵩株の下げがが主導する先物主体の動きで、トヨタが続伸するなど好決算銘柄への物色意欲は強く、引き続き好決算銘柄の買い場を探りました。前場は1Qで通期利益計画を超過達成した田中化研<4080>、後場は通期上方修正も一段の上振れが期待されるマクニカHD<3132>に打診買いを入れています。全般は今晩の米国株次第になりそうですが、地合いとは関係なく好決算銘柄をチェックしておきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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