ここからの下落局面は好業績銘柄の仕込み場【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅反落し安値引け

16日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は472円安です。7月米小売売上高が市場予想を上回り利上げ継続懸念が再燃、銀行の格下げの可能性が報じられたことで、前日の米国株市場で主要指数が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスクオフの売りが優勢でした。景気減速への警戒感から中国株の下落が続いていることも買いを手控えさせています。売り一巡後は買戻しや押し目買いに下げ渋っていましたが、売り圧力は強く後場は一段安で安値引けになりました。

バリューも手掛けづらい状況

主力株を中心に売りが広がり、東証上場33業種中30業種、プライム市場の8割近いの銘柄が下落しました。米金融株安を受けメガバンクをはじめ銀行株の下げが目立ったほか、原油安を嫌気して石油・資源関連も下落、中国経済減速懸念から機械など設備投資関連や鉄鋼株も安く、日米長期金利上昇によりグロース株の弱い動きが続くなか、バリュー株も手掛けづらい状況になっています。

三菱重をいったん利益確定

全般調整の気配が漂っており、きょうは三菱重<7011>をいったん利益確定するとともに、オムロン<6645>、ヘリオス<6927>の損失を確定しました。一方、バークシャー・ハザウェイの米住宅株取得が伝わったことから、大和ハウス<1925>には追撃買いを入れています。ここからの下落局面は好業績銘柄の仕込み場になると考えており、チェックした好決算銘柄の買い場をジックリ探っていきたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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