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先物主導で大幅に3日続落
5日の東京市場は大幅に3日続落しました。日経平均は455円安です。長期金利上昇を受け米国株市場はハイテク株の上値が重く、ナスダック指数の下げが目立った流れを引き継ぎました。安寄りの後も先物主導で下げ幅を広げ、3万3000円大台を大きく割り込んでいます。半導体関連を中心に売りが広がり、プライム市場の値下がり銘柄数は1333と8割を占めました。
グロース株に売りかさみ調整色強める
週末8日に米11月雇用統計の発表を控え、翌週にはFOMCが開催されることから、様子見ムードが強いなか、米長期金利が再び上昇に転じたことでグロース株に売りがかさみ、全般調整色を強めています。日経平均は25日線レベルまで下落したことで、売り一巡後は下げ渋ったものの、上値は重く戻りは限られました。半導体関連を中心に直近高値銘柄の切り返しを狙う考えですが、まだ、全般底入れから切り返しのタイミングを待つ必要がありそうです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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