値幅調整は3万2300円近辺までか【転ばぬ先のテクニカル】

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日柄調整から値幅調整へ

本日の東京株式市場は3日続落し、日経平均は11月14日以来の3万3000円割れとなりました。昨日、「一目均衡表の転換線が下方転換したことで、調整局面入りと判断します」としたように、3万3800円の壁を抜け出すための日柄調整から、一旦、しゃがみ込むように値幅調整へと移りました。

四空目を埋める展開を予測

「10月末以降の上昇では日足の窓が4つ残ったままであり、11月14日~15日に残した四空目(3万2836円~3万3023円)を埋める展開が予測されます」ともしましたが、11月2日~6日の三空目は8日の押しで埋めておりました。確認不足で申し訳ありませんでした。

75日線近辺には一目均衡表基準線や雲上限

さて、3万3023円までの窓は本日埋め、25日線(3万2808円)を割り込んできました。この下の抵抗ラインは75日線の走る3万2320円近辺。ここには一目均衡表の基準線(3万2195円)や雲上限(3万2060円)が位置しており、これらの抵抗ラインを割り込んで、二空目(3万1601円~3万1878円)を埋めにいくという展開は現状、難しいのではないかと考えます。

3万2000円前半あれば買いの手

3万2000円の前半への流れがあれば、引き付けて買いの手を振るのが現実的でしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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