半導体関連や新興グロースに仕込み【正直じいさんの株で大判小判】

米株高が安心感誘い大幅続伸

２７日の東京市場は大幅ぶ４日続伸しました。日経平均は３７５円高です。早期利下げ期待からクリスマス休暇明けも米国株の上昇が続き安心感を誘いました。半導体関連を中心に買いが広がったほか、海運株の上昇も目立ち、Ｔモバイル株を無償で取得すると発表したソフトバンクＧへの買いが指数を押し上げています。ザラ場で年初来高値を上回ったあと上値の買いは手控えられましたが、ダレることなく高値圏で推移しており、プライム市場の値上がり銘柄数は１４９２と９割近くを占めるほぼ全面高商状になりました。

レーザーテクやアドテストが引き続き堅調

推奨銘柄ではレーザーテク<6920>やアドテスト<6857>などが引き続き堅調で、野村マイク<6254>も切り返しました。きょうはランドコン<3924>や信越化<4063>、コクサイエレ<6525>、アドテスト<6857>などに追撃買いを入れ、ＪＥＴ<6228>とスクリーン<7735>を買い直しました。あすは引け値で年初来高値を更新できるかがポイントです。日経平均は３万８０００円が壁になっており、この水準を明確に上回れば年末年始へ上昇に弾みがつくでしょう。ただ、下値が堅ければ個別株物色は盛り上がると見ており、年明けをにらんで半導体関連と底入れから出直ってくる新興グロース株を個別に仕込む考えです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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