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反発も戻り売りに上げ幅縮める
週明け8日午前の東京市場は反発しました。日経平均は354円高です。3月米雇用統計発表の発表を受けて不安心理が和らぎ、前週末の米国株市場で主要株価指数が大幅に反発した流れを引き継ぎました。日経平均は新年度入り以降1400円近く下落していた反動で、主力株を中心に買戻しが広がり、一時600円超に上げ幅を広げています。ただ、後場に入ると戻り売りに押され上げ幅を縮めました。
QPS研が一時ストップ高
推奨銘柄では内閣府からの大型案件落札を発表したQPS研<5595>が一時ストップ高、ソシオネク<6526>は大幅高で最高値をうかがう動きで、ディスコ<6146>も堅調です。ただ、10日に米3月消費者物価指数(CPI)とFOMC議事録の発表が予定され、週末にはオプションSQを控え、上値を買いがる動きはありませんでした。日経平均は25日線を上回ることができず、全般商いも細り気味です。個別にもほとんどが自律反発の域を出ておらず、きょうはQPS研<5595>とディスコ<6146>、富士通<6702>の強いトレンドの銘柄に絞り込んで買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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