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インフレ再加速懸念し週間下落幅今年最大
前週の東京市場は大幅に反落しました。日経平均の週間下落幅は2455円と今年最大です。インフレ再燃で米10年債利回りが4.6%台に跳ね上がり、中東の地政学リスクの高まりを背景に原油価格が上昇、インフレ再加速が懸念される厳しい状況で、円安進行も為替介入が警戒されるなか好影響は限られました。週初から3日続落し1500円幅下落したあと木曜日は一旦下げ渋りましたが、週末は市場の成長見通しが引き下げられた半導体関連が総崩れになり、4ケタの急落です。
値の荒い不安定な展開を予想
突っ込み警戒感が強く意識される一方、米長期金利が高止まりするなか、連休前の週末26日には日銀金融政策決定会合が予定され、値の荒い不安定な展開が予想されます。月末から始まる3月期決算発表に備え、前週に手持ち銘柄の整理を進めましたので、あくまで短期ではありますが、急落した銘柄でリバウンドを狙う考えです。前週末はAIスパコン整備補助金の材料が出たさくらネット<3778>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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