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大幅反落し3万8000円割れ
2日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は843円安で3万8000円台を割り込んでいます。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃により中東情勢緊迫化へ警戒感が強まり、前日の米国株市場で主要指数が下落した流れを引継ぎ、リスク回避の売りが優勢になりました。ドル円が円安に振れていることで、売り一巡後は下げ渋っていましたが、後場売り直され終盤には1000円以上に下げ幅を広げています。
為替落ち着いていれば下値では買いが入る
米ハイテク株安を受け半導体関連や電子材料株などの下げが目立ち、推奨銘柄も軟調でした。前場は高値圏で強い動きを見せていた三井海洋<6269>も後場に入ると下げに転じており、きょうは売り買いとも手控えました。日経平均は一昨日安値を下回り下値を警戒せざるを得ない状況です。ただ、ドル円は144円台の円安水準で推移しており、為替が落ち着いていれば下値では買いが入ってくると考えられます。引き続き米ハイテク株の動きも確認しながら、需給整理が一巡してくる半導体関連と防衛関連などテーマ株のなかから強い銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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